2009年07月29日

資源小国日本、このままではヤバいぞ!

キタハラです。

発電所.jpg

日本の食料自給率は40%。毎日食べるものの6割を外国から輸入しているという状況を以前、お伝えしました。
実はそれよりも危機的状況なのが、エネルギーの自給率の低さです。
エネルギーとは、燃料と、燃料を熱源とする熱、そして燃料を発電してできた電気のことを指します。
エネルギーの元となる燃料、つまり日本のエネルギー自給率は……何と、4%!(原子力を除いた場合)
食料自給率より1ケタも少ない数字です。
原子力発電を含めた場合でも19%と、世界の中でも特に際立って低い数字です。

しかも、エネルギー源である資源は限りのあるものです。
化石燃料の採可年数は、私たちが生きている間にリミットが来てしまいそうです。
石油が約40.5年、天然ガスは約63.3年、石炭は147年。原子力発電に使われるウランですら約85年分しか資源が残っていません。

ゴミを減らそう! 省エネしなくちゃ! マイカー通勤をやめて一駅分歩こう!
……実は、そんな悠長なことを言っていられないのが現状なのですよ。。。
しかも、エネルギーは国際政治の道具にされることがしばしばです。
エネルギーのほとんどを海外に頼っている日本は、その命綱を常に外国に握られている、と言っても過言ではありません。
電気がない生活。暖房が使えない冬。……想像できますか?

そのうえ、地球環境問題上の観点からも、CO2を排出し地球温暖化の原因となる化石燃料から脱すべき、という潮流が世界の基本認識となりつつあります。
そこで今、世界中で「熱い」のが、太陽光発電、風力発電、水力発電など、発電時にCO2を排出しない「クリーン・エネルギー」なのです。
太陽や風力は無尽蔵にそのエネルギーを得られますが、出力が一定しないといった側面もあります。
しかし、2050年にCO2を60〜80%削減するという目標を掲げた日本にとっては、今、クリーン・エネルギーに対して真剣に取り組まねば、世界の後れを取ってしまうのは明らか。
今、国は太陽光発電の普及に本腰を入れ、多額の補助金を投入するなど、動きが活発化してきています。
クリーン・エネルギーによる新しい産業と市場の発展が、日本のエネルギー自給率を少しでも向上させるカギになるかもしれません。
これから、要チェックです!

(文中の数字は、資源エネルギー庁「日本のエネルギー2008」より)
posted by Waveよこはま at 15:07| 【エココラム】