2009年05月12日

『不都合な真実』

キタハラです。

今回から、エココラムと合わせて、不定期で「読んでおきたいエコ入門BOOKコーナー」を開始します。

キタハラは仕事柄、たくさんの資料本を読みます。環境問題に関する本は、専門的で難しいものが多いのですが、一方で、多くの人に地球の問題をわかりやすく伝えるには、難しいばかりだと敬遠してしまいますよね。
デザイン、グラフィック、文章、構成、切り口などがユニークなものだと、本としてもおもしろく、手にとってみたくなる&手に入れたくなるものです。
環境問題は、言葉で危機感をあおるだけでは、実際の「行動」に結びつかないのです。
客観的かつ科学的なデータ、そして現実に起こっていることの写真などによって、「環境問題は他人事ではない、わたしたちの未来の問題なんだ」と気づきを与えることが必要です。

そんなわけで、これまでにキタハラが読んでみておもしろかった本、わかりやすい本をこのコーナーではご紹介しようと思います。
 
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第一弾は、何と言っても『不都合な真実』です。
2007年の1月に日本語版が発売され、瞬く間にベストセラーになりました。地球温暖化問題への警鐘を鳴らし、世界中が改めて関心を高めたという意味で、その功績はあまりにも大きいと思います。アル・ゴア元米国副大統領が、IPCCとともにノーベル平和賞を受賞したのもうなずけます。

この本は全325ページ、2940円と、いろんな意味でちょっと「重め」ではありますが、大胆なグラフィックデザイン、豊富なデータ、暮らしの提案、アル・ゴア氏のライフヒストリーが巧みに織り込まれ、飽きることがありません。
融解する氷河や、ハリケーンによる水害のショッキングな写真、刻々と変化する地球の地図に、「今、動かなければ地球は本当にヤバい」という気にさせられます。
また、アル・ゴア氏の政治家としての働きを知るにつけ、環境問題はまさに政治そのものになりつつある、ということを知ることができます。

同書の内容をよりわかりやすく、簡単にまとめたのが『不都合な真実 ECO入門編 地球温暖化の危機』です。内容も、重量も、お値段も「軽め」ではありますが、わたしは断然、完全版のほうをおすすめします。

また、DVD『不都合な真実 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]』もおすすめです。
DVDを観てから本書を読むと、より地球温暖化問題への理解が深まるはずです。


  







posted by Waveよこはま at 21:48| 【読んでおきたいeco本】