2009年05月08日

リターナブルびんのポータルサイトがオープン!

キタハラです

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このブログではこれまでに何度か、リターナブルびんについての記事を書いてきました。
リターナブルびんとは、洗って繰り返し使えるガラスびんのこと。
ビールびんやお酒の一升びん、生協は食品宅配会社の牛乳びんなどがそれにあたります。

一昔前までは、醤油やみりん、酒、ビールなどが入っていたびんは、使い切ったら洗い、酒屋さんや、びんを回収してまわる「びん商」に返却する、というのは、どの家庭でも当たり前の風景でした。
Wave世代(30代)でも、子どものころ、びんのコーラを飲んで、飲み終わったら自動販売機の横のカートに返す……という経験をしているのではないでしょうか。知らず知らずのうちに、実はびんのリユースに参加していたことになります。

ところが、ここ20年くらいで状況は一変。
びんを洗って殺菌し、乾燥させる手間よりも、びんや缶、ペットボトルを使い捨てした方が、便利で処理も楽……という理由から、リターナブルびんは衰退の一途をたどっていきました。
ごみ問題や環境問題への意識の高まりから容器のリサイクルが進められるようになったものの、リユースとリサイクルではどちらが環境負荷が大きいのかは一目瞭然です。

たとえば、びんをリサイクルする場合、一度使ったものは粉々に砕いて「カレット」というガラスくずの状態にし、そこからガラスをもう一度つくる、あるいはタイルに再生する、という工程を経ます。
みなさん、ガラスを割ってしまうとものすごくもったいないような気がしませんか? 実は、「リサイクル」の名のもとに、毎日大量のガラスが砕かれているのです。
リターナブルびんは、ペットボトルやワンウェイびん、アルミ缶、スチール缶に比べて、複数回(5〜20回程度)使うことによってCO2排出量、大気汚染物質である硫黄酸化物の発生量が少なく、エネルギーや水資源の使用も圧倒的に少ないにもかかわらず、です。

こうした「もったいない」状況を改善しようと、市民団体や業界団体が中心となって、リターナブルびんの復活と普及活動を行っています。
でも、わたしたちの身の回りに流通しているびん、どれがリユースできるものなの? どうやって回収しているの? そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。

そんな時に役立つのが、この春にオープンしたばかりのリターナブルびんポータルサイト「リターナブルびんナビ」
各メーカーが出しているリターナブルびんを使った商品の検索機能や、リターナブルびんの環境性能、市場動向など、さまざまな情報が掲載されています。
例えば、ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ジュースやお茶、牛乳、調味料、食品など、商品カテゴリー別にどのびんがリユースできるのかを検索できたり、メーカーごとに商品の写真を見てリユースできるびんを確認することができます。

まだ一部のメーカーや生協の商品しか掲載されていないのですが、わたしたち消費者が「びんは一回限りの使い捨てにしてはもったいない。なるべく繰り返し洗って使えるリユースびんにしてほしい」という気持ちを持てば、飲料メーカー等を動かすことができます。
メーカーにとっても、リユースに取り組むことで環境貢献をアピールできる、というメリットにもつながるはずです。

まずはリターナブルびんナビをのぞいてみて、身の回りのリターナブルびんを把握し、商品選択の際の参考にしてみてください。

posted by Waveよこはま at 11:49| 【エココラム】