2008年07月15日

空飛ぶ食べもの……フードマイレージ!


キタハラです。

みなさん、フードマイレージという言葉を聞いたことがありますか?
「フード=食べもの」と「マイレージ=輸送距離」。
まるで、飛行機に乗って食べものがやってくるような印象を受けますが、読んで字のごとし。
フードマイレージとは、食べものの重量と輸送距離を掛け合わせたもので、フードマイレージが大きくなればなるほど、輸送コストやエネルギーが大量に使われていると言うことができます。
(実際は空輸ばかりでなく、船便が一般的です)

梅干.jpg

農林水産省が2001年に行った試算によると、日本のフードマイレージは、世界でナンバーワン。総量でみると、群を抜いています。あまり自慢できることではありませんね。
例えばアメリカのフードマイレージは総量で3000億t・km弱、フランスは1000億t・kmちょっとに対し、日本は何と9000億t・km超! 
国民一人当たりを見ても7093t・kmと、世界のトップを走っています。

この、フードマイレージの異常なまでの高さは、いったい何を表しているのでしょうか。
まず日本の食生活は豊か、言葉を変えれば贅沢であるということ。好きな時に好きなものを、世界中から取り寄せて食べていると言えます。
もう一つ、日本は先進国の中でも断トツに食料自給率が低く(2006年度で39%)、食料の多くを海外に依存しているということです。

フードマイレージ・キャンペーンというホームページがありますが、ここでは、食べものが輸送される時に排出されるCO2をpoco(ポコ)という単位を使って表しています。
なるべく近いところで採れた食べものを選ぶことによってCO2を減らすことができる、という提案をしています。
食べものの重さと原産地によってフードマイレージをはかることのできる電卓もあり、我が家の食事のマイレージを知ることもできます。



さて、いよいよ夏真っ盛りです!
横浜市青葉区は意外と農家が多いため、あちこちに野菜の直売所があります。
その日の朝に採れたてのトマトやキュウリ、トウモロコシ、ズッキーニ、ゴーヤ、珍しいものでは金糸ウリ(そうめんかぼちゃとも呼ばれます)などが並び、お昼頃にはすっかり売り切れてしまうところもあるそうです。
旬の野菜は何と言っても色がきれい! 実もぎっしり詰まっていて瑞々しく、何よりも食べれば味が濃く、おいしくて、しかも夏に必要な栄養素がたっぷりです。
朝の気持ちいい時間帯にマイバッグを持って散歩して、旬の瑞々しい地場産野菜を買ってくれば、フードマイレージはいかに?
posted by Waveよこはま at 12:59| 【エココラム】